おはようございます(^^)
※なんか途中から僕のジュエリーの話になってますが、興味ないからはスルーして下に行ってください(笑)
先日お客様からの注文でレザーパンツのホックボタンが緩くて外れるので直して欲しいとのことでした。
見ると、シルバーコンチョで金具にはカシメで留めていて再利用は不可。
提案で、ネジ式へ変えると今後の修理も楽なのでどうかと提案しました。
まーそこからのお話です。
今回、良い機会なのでYouTubeにポイントポイントを動画に撮ったのでもしよければ見てくださいね(^^)
①まずはパンツからコンチョ取り外し
②コンチョからカシメ金具を外す
③そのあと、ネジ式金具をロー付け
④硫酸に入れて綺麗にして燻し加工
⑤真っ黒になったコンチョの表面のみを綺麗に磨き
⑥バフ掛け
⑦超音波洗浄をしてパンツに取り付け
ってな感じです。
なかなかこういう動画ないと思うので、シルバーやジュエリー加工したい人には参考動画、既に職業で作ってる方にはあーこんな感じでやる方法もあるんだ〜みたいな感じで見てもらえたら良いなぁって動画です。
僕は18歳からずっとジュエリーの職人としてやってきました。
原型というよりは手作りが好き。
この言葉の違いは原型はその後の加工を考えて寸法や仕上がりに対してどのぐらいの作りにしたら良いかを計算して作る人。
手作りはセンス。基本同じものはできない一点物作る人。
僕はそう思ってます。
もう今は、CADとレーザー溶接機があって当たり前の時代。
昔ながらの職人は仕事が無くなってやめてしまう方もかなりいます。
僕も革の方がメインでたまにジュエリー加工をやるぐらい。
でも昔の技術もすごく大事でもったいない。
そんなこと思ってます。
山梨県はジュエリーの町です。
山梨に来たのはジュエリーの技術を覚えるために高校卒業してきました。
なんかさみしいね。
仕事が無くなってやめていく昔の技術を持ってる人達。
僕はとても上手ではないけど、ずっと現場仕事でお客様の目の前でサイズ直しや石留めなどやってました。
ごまかし方も知ってる。
そんな事を知りたいなって方は喜んで技術教えますよ(^^)
僕の知ってる技術もまだまだ使えると思うので。
まータラタラと表題と違うことまで話しましたが、シルバーでもなんでも手で作りたいって人増えて欲しいなぁ〜って思うからなので、書いてしまった。
さてと、動画のリンクは↓です。
ではではまたね〜(^^)
■はお休みです。