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ランドセル・リメイクやってます

商品の紹介, 商品説明

こんにちは(^^♪

今回はランドセルリメイクのお話です。

ランドセルリメイクは当店のお客様であり先輩からの依頼がきっかけでした。

ランドセルのミニチュアをこれで作ってくれ!!

僕はランドセル屋ではないのでお断りしたのですが、失敗しても良いからとのことで受けることにしました。

ランドセルリメイクをやって感じたのは普段使ってる牛革のタンニン鞣しとは違う素材で手間がかかることでした。

実際作ったミニチュアがこちら。

手に入る金具からの寸法の割り出し。

パーツ数が多く、やりだせばキリがない。

ランドセルの表面部分は縁取りをしなくても良いのですが、縁取りをすればランドセル感が出ます。

そうなんです、やりだせばリアルに近づきますが、その分手間が半端じゃない。。。

そして、コバ(パーツの断面)の処理が大変です。

普段使う革は磨けば処理ができますが、ランドセル生地は中にスポンジ状のものが入っていて処理剤がどんどんしみこみ全然綺麗にならない。

どうにかこうにか作った結果、ミニチュアは当店だと4~5万になります。

もっともっと簡易的にミニチュアを作ってくれるところはネットで調べれば結構あります。

なので、ミニチュア希望の方にはその説明もします。

 

 

でも、せっかく経験したランドセルリメイク。

色々考えた結果、背中の一番広い部分だけを使い、ランドセル生地は商品の表面のみ使い中は牛革にすれば

価格も抑えれて思い出のランドセルを再利用できるということでした。

当店の販売してる商品はだいたいランドセルリメイクの対象品になります。

金額は牛革で作るよりコバの処理など時間がかかるので当店販売価格から5000円~15000円ほど高くなります。

でも、小学校を卒業し、中学、高校の時に使うお財布やペンケース、スマホケース、コインケースに生まれ変わります。

 

表面はランドセル生地で内側パーツは牛革です。

ランドセル生地は本革のように馴染みにくいので差し込みベルトタイプなどお勧めしてます。

ここがコバ(断面)です。

コバには色々試してやっと良いコバ材を入手しました。

でも日本では手に入らないので知り合いになくなれば少し分けてもらって使ってます。

 

 

表面に使うことでランドセルの裏面のプリントなども見えて良い感じです。

今まではお店にランドセルを持ってきていただける方のみで引き受けてました。

なので、まだホームページもランドセルリメイクのページはありません。

理由は、はじめて3年ぐらいなので色々な事例があると思うので県内のお客様ときちんと顔を合わせて商品作りをしてトラブル時にはちゃんと

会って対応したいと思ったからです。

 

始めるうちに問題が出てきました、ランドセル生地の劣化。

卒業して間もなくであれば問題ないのですが、社会人になり押し入れにしまってたランドセルを捨てることもできないからリメイクしようという依頼です。

 

本革と違い時間が経つとこのように曲げるとヒビが入るものもあります。

本当は違う商品に作り替えの予定でしたが曲げると割れるため、急遽お客様と相談して曲げない商品にしました。

上の画像のコンパクトウォレットにする予定でしたが下記のLファスナーウォレットに変更。

 

こんな感じでどうにか対応もできますが、生地の劣化は防げないので使ううちにボロボロとなってくるかもしれません。

その場合はランドセル生地を牛革に変更して使い続けることも可能です。

 

その後、ランドセルリメイクを続けてるうちに山梨県のテレビ番組で取材依頼などいただき感謝です。

 

色々なパターンも経験でき、県外の方も少しずつオーダーを受けていきます。

もし、県外の方でお店に来店できない方は電話やLINEなどで打ち合わせをし納得していただけたら、ランドセルを送っていただき再度こちらでチェックをして、加工をする形になります。

 

お子様やご自分が使った思い出のランドセル。

両親やおじいちゃんおばあちゃんが買ってくれたランドセル。

入学したての頃はランドセルが大きくてピカピカで嬉しくて嬉しくて、3年生4年生になると好きなシールとか張ったランドセル。

給食のミカンをランドセルに入れてたら上から教科書が入ってぐちゃぐちゃにつぶれた思い出。(自分)

学校の帰りに雪の上でソリみたいにして滑って教科書がボリューム出たこと(自分)

しまいには6年生には使えなくなってたランドセル。

すみません・・・後半は自分のことです。

今の子は大事に使ってますね(^^♪

 

ぜひ、もう一度あの頃を思い出して再利用してみませんか?

 

僕の頃はまだ黒と赤色、たまにピンクがあったぐらいですが、今はすごくカラフルですね。

ランドセル生地の人工皮革は本革に比べると弱いですが、傷にも強く雨にも強いです。

ランドセル生地の中には本革や人工皮革、時にはコードバン(馬革)まであります。

ランドセルリメイクで作ったものは下記のようなものがあります。

・ミニチュアランドセル

・スマホケース

・コンパクトウォレット

・コインケース

・ペンケース

・Lファスナーウォレット

・通帳ケース

・二つ折り財布

・長財布

・ノートカバー(小さめ)

今回は当店のランドセルリメイクの説明を記事にしました。

気になる方はお気軽に連絡くださいね(^^♪

 

 

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