連休初日少し早めに起きたので、たまに趣味で作るパイプのお話し。
2020.05と刻印を打ったパイプ。
ネットで売ってるパイプ作成キット。
多分3000円くらいだったと思うが買ってゴールデンウィークの雨の日に作ったのがきっかけ。
↑これが作った時の物だが染色はなしで胡桃油のみを塗って普段の気軽に使えるパイプとして約3年経った。
普段飲みに行く時やキャンプなど本当にいつものパイプ。傷がついても良し、パイプ葉の種類もバージニアからラタキア、着香なんでもあり。
なかなか深みのある良い色になった。
もちろん、高い金額のパイプも持っているけど、よく使うのはこれが多い。
最近、Twitterを見ていたら柘製作所で…あっ!柘製作所とは日本の会社で喫煙具の輸入やタバコやパイプなどを販売する大きな会社。
その柘製作所がパイプも作ってるがその時に出た端材を段ボールで販売していた。
素材はブライヤーというパイプではよく使われるが一般的には高級な木材で万年筆などにも使われる。
確か10キロぐらいで1300円とか安かった。
細かいものも多いが大きいものもある。
パイプスタンドやタンパーなど作れるかなぁと思って買ったのだが、小さめのパイプが何個も作れそうなので、作ることにした。
前回はパイプ作成キットなのでマウスピース(吸い口)がついて穴も空いていたのだが、今回は穴はないので自分で開ける。
中心だけ割り出してボール盤で穴をL字に繋げてあとは周りの削りはヤスリ。
プロはもっと便利な機械持ってるが自分はジュエリー職人時代に使ってた工具がある。
マウスピースはずっと使ったなかったのがあったのでそれを使う。
とりあえずできたのがこれ。
遊びでドクロ彫ってみた。
そうそう、削っていくと穴が出てきたりしてプロはこういう部分をわかって端材にしてるのだということがわかる。
でも、自分用の遊びパイプ。
空気が漏れなければ良い。
なかなか楽しいので、次はちゃんと作る。
2つ目。
ブロックを長方形にして必要ないところはザックリカット。
そのあと、穴を開けてまた荒削りしていく。
マウスピースはファインパイプ用のが売ってて500円だった。
これをつけてイメージしていく。
なんかテンション上がってきて凄くスマートなベッピンさんにしようと思い初めてマウスピースからすーっと太くなるように削っていく。
ここからが大変で荒いペーパーヤスリから1500番まで磨いて光に照らして傷があればまた磨く。
これ仕事にするとそらー高い金額になるわ…
M’s craftで売るとなると…あーあーそーだねやっぱりそういう金額になるのか。
と納得。趣味を仕事にすると大変になるのでこれは趣味のままでいよう。
そして、なんだかんだで最後はバフ掛けしていつものように胡桃オイルのみの仕上げ。
この木目。穴も出なかったしとても綺麗に出来ました。
ドクロと3年前のと今回のこれは普段使い用に雑に使えるパイプとして良い。
まーそんなこんなで趣味の記事でしたが、最後に一つ。
自分は革製品を作って商売してるのだけど、革は大事に大事に使っていくのももちろん良いけど、普段から毎日毎日ガンガン使って行ったほうがとても良い表情になる。
普段よく触るところは黒っぽくなり、艶が出る。
僕は木材も同じで手入れは両者大事だけど過度な手入れは必要なくて最低限にしてまずは使ってあげるとパイプも良い味が出るなぁと思ってる。
そして、パイプは連投と言って1日の中で同じパイプを何回も使うと割れの原因や葉や息の水分を吸って不味くなるらしいが、今回作ったパイプはそれをやり続けようと思う。
その話が本当かどうか。
まー吸い方にもよるかもしれないからアレだけど、だって基本パイプを一日中吸うとなると何本必要なの⁈そして、乾燥に2日から3日必要?ってなるから。
コーンパイプみたいな安くて気軽な物が最高だね(^^)
連休は子供と自転車作りとキャンプで終わりの予定。
でも少ない休みだけどしっかり遊んで、しっかり仕事します!
では(^^)
■はお休みです。