カービングウォレットのオイルメンテナンス

以前購入されたお客様がオイルメンテンナンスに来店でした。

この画像は購入時のものです。

これから三か月経過しオイルメンテはご自分でとの説明もしましたが、他に使い方で悪いところや気になる点が

ないか見てほしいのでお願いしたいとのことでした。

表面革はハーマンオーク社製のハーマンオークレザー。そのほかは当店でスタンダードで使用のブッテーロレザーです。

これはカービングはブッテーロよりハーマンオークレザーのほうが綺麗に模様が出るので当店はアメリカとイタリアのコンビですが、お客様の許可を得て

二種類の革で作ってます。

カービングは僕はやりません。

プロがいるのでお願いして掘っていただいた後に財布にします。

このカービングの方は今のところ僕の中で一番と思っていて、2.0ｍｍ厚の革にここまで表情豊かにできるのはすごいな～と思います。

お客様も財布が仕上がってみたときの表情は今でも忘れられません。

話しを戻します。

3か月なのでそこまで変化は出ていません。

ブラッシング後にオイルを塗って金具などの緩みなどのチェックしました。

時間をおいて余分なオイルをブラッシングして馴染ませて終了です。

とても大事に作ってくださっていてコバなども綺麗なままです。

ナチュラルカラーの革は使う人で本当に色合いが違い、使用者の普段の使い方などであまり色に変化がない人、特定の部分だけ

色が変わる人、全体的に色が変わり最初からチョコ色だったっけ？と思うぐらい均一に色が変わる人がいて面白いです。

多分こちらのお客様はこの使い方だと15年以上は壊れなさそうです。

今回はカービングのお財布のお話でした。